【東大1on1講師 東大合格体験記】基礎だけで偏差値70突破!

大学受験

今回は東大1on1で講師を務める現役東大生に聞いた合格体験記を紹介します。

インタビューに応じてくれたのは東京大学教養学部2年のNさんです。

この記事でわかること

・高3夏まで部活がある人・受験まで時間が少ない人でも東大に合格する方法

・基礎を固めることの重要性

Q. なぜ東大を目指したのですか?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

東大を目指した理由は2つです。1つ目は、受験勉強を始めた直後に成績が劇的が伸びたことです。自身の成長に驚き、この調子なら東大に合格することができるのではないかと思いました。2つ目は、周りの友人の多くが東大を目指していたことです。高校が進学校であったため、同じ部活の中でも東大を目指す人が10人ほどいました。

Q. 部活は何部に所属していましたか?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

硬式野球部に所属していました。硬式野球部はなかなかにハードでして、朝練はないものの平日は18時-19時までは練習をし、土日の片方は1日中試合に時間を使うという生活でした。引退もどの部活よりも遅く、高3の7月中旬まで部活動をしていました。

Q. 高校1.2年生の頃はどんな生活をしていましたか?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

部活動に全力を注いでいました。野球部でも1人だけは部活より勉強を優先している友人がいましたが、それ以外の友人は部活動に多くの時間を割いていた印象です。

Q. 勉強は日常的にしていましたか?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

いえ、ろくに勉強はしていませんでした。もともと学校の勉強を苦痛と感じるタイプでしたので、部活動を言い訳に勉強を遠ざけていました。成績も学校内では悪い方でした。

Q. 部活動引退後の学習状況について教えてください。

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

遅れている分を取り返すつもりで、かなり真剣に勉強に向き合っていました。高校受験で培った効率的な勉強方法のおかげか、劇的に成績が向上しました。また、部活動は引退したのですが、学校祭の劇にも力を入れていたため、劇の練習と勉強の2つを頑張っていました

Q. 劇的に伸びた成績は受験当日まで伸び続けましたか?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

成績の伸びは秋で終わってしまい、冬以降は停滞してしまいました。秋の成長具合が続けば、現役合格も可能だと思っていたのですが、結局現役の年は東大は不合格となりました。そして、東大以外は受験をしなかったため、浪人することになりました。

Q. 東大不合格を受けて、どのような行動を取りましたか?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

まずは落ちた原因を考えることが重要だと考えました。そして、原因を分解し東大合格までのロジックを組むことを意識しました。

Q. 東大不合格の原因は?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

効率的な勉強を意識しすぎたために、基礎が疎かになっていたことが原因だという結論となりました。いくら勉強の効率が良くとも、基礎が固まっていなければ話になりません。何事もまずは基本をマスターすることが重要です。基礎を身につけた上で、応用を効かせていくことが成績向上には必要だと考えました。

Q. 浪人時代の勉強戦略は?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

夏までは応用問題には触れずに、徹底的に基礎の定着を目指しました。その後に応用問題や過去問に手をつける予定だったのですが、夏の東大模試で早くも偏差値70越えを取ることができました。この経験が基礎を積み上げることで成果を生むことができるという成功体験となりました。

Q. そのほかに意識していたことは?

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

楽しく勉強することですね。1年間ずっと勉強することになるので、少しでも楽しまないと心が折れてしまいます。浪人が決まる前に、予備校でフットサルチームを作ろうと話していた友人は現役で受かってしまったので、他の楽しいことを探していました。そこで、面白そうな洋書を購入し読むようにしていました。単純に本として楽しめますし、英語の勉強にもなったので、その後の成績UPにも貢献したと思います。

Q. 最後に受験生へ一言お願いします。

東京大学教養学部2年Nさん
東京大学教養学部2年Nさん

受験は苦しいことも多いと思いますが、諦めずに自分を信じてみてほしいです。私も高3の夏からの受験だったため、十分な時間がなく本当にこれで東大に合格できるのかと不安になることもありました。今では、現役で不合格となったときに諦めず東大をし続けてよかったと思っています。

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この記事を書いた人

ながの

東京大学法学部2年のながのです。
学部の友人やサークルの友人たちの生の声をお届けしています。

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