KUMON(くもん)の口コミ/評判/効果は?元塾生の現役東大生と一緒に徹底解説!

中学受験

 本記事では、一度は誰もが聞いたこのある「KUMON(くもん)」の口コミ/評判/効果について、実際に通っていた現役の東大生へのインタビューをもとに、解説していきます。

子供を「KUMON(くもん)」に通わせるか迷っている保護者様必見の記事となっています。他の塾にはない,「KUMON(くもん)」独自の魅力、さらには懸念点についても発信しています。

くもんの効果①-情報処理能力が上がる

 受験や仕事においては、大量の情報を効率良く処理していく「情報処理能力」が必須となります。具体的には、受験では、多くの問題を時間内に正確に解く必要がありますが、これがまさに「情報処理能力」にあたります。

KUMON(くもん)では、先生の解説や授業を聞くのではなく、自分1人で黙々と問題を解きます。そのため、多くの演習(アウトプット)を積むことができ、「情報処理能力」を鍛えることができます!

くもんの効果②-計算力が上がる

 今回、KUMON(くもん)に通った経験のある東大生へのインタビューで、「計算力が上がる」ことをKUMON(くもん)の効果として挙げていた東大生が最も多かったです。

こちらも、自分1人で黙々と問題を解き、圧倒的な演習量を積むことで、「計算力」をあげることができるようです。確かに、「計算力」は、ひたすらペンを動かして、訓練をすることで、鍛えることの出来る能力ですから、KUMON(くもん)との相性は良さそうですね。

では、実際に「計算力が上がる」ことをKUMON(くもん)の効果として挙げてくれた、理学部3年の東大生にインタビューしてみました!

Q. KUMON(くもん)では、なぜ「計算力」を鍛えることができますか?

東大理学部<br>3年生
東大理学部
3年生

やはり、大量の演習を積むことができるからです。膨大な計算問題を解いてるだけで、自然に計算力は上がりますし、計算問題への抵抗感は無くなりました。

Q. 大学受験で役に立ちましたか?

東大理学部<br>3年生
東大理学部
3年生

大いに役立ちました!時間制約のきついテストでは、「計算力」の差が顕著に得点に反映される場合があります。ただし、計算力=数学力 ではないので、注意が必要です。

くもんの効果③-勉強の習慣がつく

 KUMON(くもん)では、一般に週に何回か通塾し、さらにそこで課される宿題を家でやってくることが一般的です。学校以外で勉強する習慣がない小学生にとっては、勉強の習慣をつける絶好のチャンスになります。

今回インタビューした東大生の中には、「友達と一緒に通っていたため、毎週KUMON(くもん)に行くことを楽しみにしていた」と回答しており、勉強習慣を無理なく身に付けることもできるかもしれません。さらに、宿題を通して、自分一人で勉強することは、この先の受験勉強で非常に大切となってきます。

くもんの懸念点①-くもんに「向かない」子もいる

 KUMON(くもん)で出される問題は、特に算数では、思考力を鍛えることより、計算力を鍛えることを主眼に置いています。そのため、KUMON(くもん)での勉強を「作業」のように捉えてしまい、体躯に感じてしまうお子様もいます。そして、それがきっかけで、勉強が嫌になってしまうケースもあるので、注意が必要です。

今回、KUMON(くもん)での勉強が合わなかったと答えてくれた、文科Ⅱ類1年の東大生に実際にインタビューしてみました!

Q. なぜ、KUMON(くもん)での勉強が合わなかったのですか?

東大文科Ⅱ類<br>1年生
東大文科Ⅱ類
1年生

 KUMON(くもん)で出される問題が自分には面白く感じませんでした。何か「作業」のように感じてしまってやる気が出なかったです。

Q. 学校の勉強とは違うのですか?

東大文科Ⅱ類<br>1年生
東大文科Ⅱ類
1年生

 学校では、問題を解くだけでなく、実際に実験をしたり、友達とデスカッションしたりする機会が多いので、楽しむことができました。

くもんの懸念点②-宿題をこなせない

KUMON(くもん)では一般的に多くの宿題が出されます。しかし、育ち盛りの子供にとって、量の多い宿題を一人でやることは難しいです。

宿題をしっかりとやるには、保護者様のサポートを必要とする子供がいるのも事実です。共働きなどで、お子様の家庭学習を見ることができない場合は、お子様本人に一任するしかできないので、不安に感じる保護者様もいらしゃると思います。

くもんの懸念点③-くもんと学校での成績は、必ずしも一致しない

 もちろん、くもんでの成績が優秀なお子様は、多くの場合学校でも優秀な成績を残しています。しかし、くもんの勉強ができるからといって必ずしも、学校での成績に直結するとは限らないことは、注意が必要です。

特に、中学、高校と年齢が上がるにつれ注意が必要となって来ます。くもんは受験対策を専門的に行う塾ではありません。そのため、受験に出てくるような、思考力を試す問題などの対策は不十分になってしまいます。その点を理解した上で、計算力などの基礎学力を向上させる目的だ、お子様を通わせてあげることが大切になってきます。

さらに、逆を言えば、くもんでの成績が良くないからといって必ずしも悲観することはありません。実際に、今回のインタビューに答えてくれた東大生の中には、くもん周りの子に比べ、成績が良くなったけど、学校では良い成績を取り続けていた方もいました!

 本記事では、大手塾である、KUMON(くもん)の口コミ/効果/評判について、東大生へのインタビュー・調査をもとに、解説していきました。くもんを有効に活用できれば、特に「計算力」などにおいて、大きな効果を得られることがわかりました!

ただし、一部KUMON(くもん)での勉強が向かない子もいますので、その点は注意が必要となってきます。お子様の性格や様子を踏まえた上で、通塾を検討するのが良さそうです。

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この記事を書いた人

Yuki

東京大学理工学部3年のYukiです。
私自身の経験や東大生の友人の話を参考として記事を書いています。
私の記事が、読んでくださる方の大切な子育ての一助となれば嬉しいです。

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