今回は東大生に聞いた、親の教育方針について紹介します。
お子様の子育てに力をいれる保護者の方は、しっかりとした教育方針を定め適切な教育を行わなければならないと考えているかと思います。本記事で紹介する、東大生を育てた親の教育方針を参考とし自身の子育てに活かしていただければと思います。
他記事では東大生を育てた家庭内ルールについても紹介しているので、ぜひご覧ください。
東大生を育てた教育方針①
インタビューに答えてくれたのは、東京大学経済部2年のFさんです。
Q. Fさんの家庭の教育方針を教えてください。
2年Fさん
私の家庭の教育方針は「干渉しすぎない」だったと思います。私自信、勉強や学校生活をはじめ全てのことに関して、親の干渉が邪魔だと感じたことはありません。
Q. Fさんの家庭の教育方針についてのエピソードを教えてください。
2年Fさん
滑り止めの私立大学の受験校を勝手に選んでいたが、全て受験させてくれましたね。私立大学は受験だけでも、なかなかな費用がかかります。私は滑り止めとして複数校受験したかったので、費用の負担は大きかったと思います。ですが、私自身も両親に謎の安心感があり、「大丈夫」と言ってくれるだろうと思い勝手に意思決定をしました。文句一つ言わずに受験費を支払ってくれて、さすが私の両親だなと誇りに思います。
東大生を育てた教育方針②
インタビューに答えてくれたのは、東京大学法学部3年のNさんです。
Q. Nさんの家庭の教育方針を教えてください。
3年Nさん
私の家庭では、「あなたのやりたいことは全て肯定する、やりたいことは全て自分で成し遂げなさい」と言われ続けていました。教育に関しては母親の独裁政権であり、子供の全てを肯定した自由奔放な教育スタイルに父親は若干不安を感じていたようです。
Q. Nさんの家庭の教育方針についてのエピソードを教えてください。
3年Nさん
幼少期は知育玩具を使用していた記憶があります。小学生時代は、学校の勉強ではなく魔法陣や頭を使うゲームなどで遊んでいました。また、ピアノや野球、サッカーなど自分が興味あることに熱中できる環境を常に作ってくれました。
Q. 学校の勉強や受験について、親御さんはどのように考えていましたか?
3年Nさん
中学生時代は、遊びすぎていて定期テストの勉強をしていなかったため「勉強しなさい」と言われました。しかし、「勉強しろって言わないでくれ。織田信長を覚えたところで何になる。」と言い返して以来、2度と「勉強しなさい」と言うことはなかったです。その後、受験生となり勉強しかすることがなかったので、勉強をしていたら高校も大学も第一志望に合格することができました。母親は私が勉強に興味が湧けば、自走できることを信じて、勉強に興味が湧くような環境を作ってくれていました。
東大生を育てた教育方針③
インタビューに答えてくれたのは、東京大学工学部3年のHさんです。
Q. Hさんの家庭の教育方針を教えてください。
3年Hさん
教育に関しての投資を惜しまないですかね。私の両親は、教育のために習い事や塾など言い方は悪いですがお金を使ってくれていたと思います。小学校中学年から高校3年生まで塾に通っていました。小学生時代は習い事も2,3個していました。
Q. Hさんの家庭の教育方針についてのエピソードを教えてください。
3年Hさん
私は習い事を5,6個経験したことがあります。私がこの習い事が嫌だというと、すぐさま辞めさせてくれましたね。そして、次の習い事へ行かせてくれました。私の両親は、教育のために最適な環境を用意してくれていたのだと思います。両親は環境を用意するだけでなく、その中で私がいかに負担なく楽しめるかまで気にしてくれていました。そのおかげで、どんなときも楽しく辛い経験はありませんでした。
まとめ
今回は東大生を育てた家庭の教育方針を紹介しました。
3人の東大生にインタビューを実施しましたが、どの家庭も子供のために最適な環境を整えてくれていたという印象です。あくまでも子供に強制はさせず、親ができるだけの環境を整え、子供を信じることが東大生を育てるためには重要なのではないでしょうか。
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