今回は東大生に聞いた家庭内ルールを紹介します。
東京大学への合格は非常に難易度が高く、合格のためには保護者の献身的なサポートが必要です。
実際に東大生を育てた家庭内ルールを参考に、自身の子育てにお役立ていただけたら幸いです。
東大生を育てた家庭内ルール①〜早寝早起き〜
今回インタビューに応じてくれたのは、東京大学文学部3年生のKさんです。
Q. Kさんの家庭内ルールを教えてください。
3年生Kさん
「早寝早起き」ですね。小学生時代は20時就寝6時起き、中学生時代は22時就寝6時起き、高校時代は22時就寝5時起きの生活でした。
Q. 朝起きたときに何かすることはありましたか?
3年生Kさん
朝起きて何をするかがすごく重要ですよね。小学生時代は、百ます計算や漢字などを学校行く前に1時間ほど勉強していました。中学生時代は部活動の朝練があったため、食事中に歴史のCDを聞いていました。高校時代は、自分でやるべきことを決めて毎朝こなしてから学校へ行ってました。朝早起きして何かをすると、確実に何かが積み上がっている気がして大きな自信につながりました。
Q. 早寝早起きを徹底して良かったことはなんですか?
3年生Kさん
早寝早起きをすることで、習慣を作るということが当たり前になったことです。早寝早起きを小中高と継続するだけでも今考えたらすごいことだと思います。大学生の今でも特に生活習慣は崩しておらず規則正しく生活できています。早寝早起きという1つの習慣を身につけることで、勉強の習慣も難なく身につけることができました。
東大生を育てた家庭内ルール②〜テレビ禁止〜
今回インタビューに応じてくれたのは、東京大学理学部2年生のNさんです。
Q. Nさんの家庭内ルールを教えてください。
2年生Nさん
私の家庭は9時以降のテレビは禁止されていました。テレビ大好きっ子なので、小学生時代にほぼ毎日2時間ほど見ていました。そのため、中学生からは夜9時以降のテレビは禁止にされてしまいました。
Q. テレビを見ずに代わりに勉強をしていたのですか?
2年生Nさん
難しい質問ですね。9時以降はテレビを見ずに勉強をしようとは思っていました。しかし、正直なところあまりできていなかったですね。日中に勉強などを頑張り、夜はリラックスタイムにしても良かったんじゃないかなと思います。ただ、寝る前に単語帳くらいは読まなければと思っていたので、単語帳を見ながら寝落ちしていました。
Q. 単語帳を読みながら寝る習慣は東大合格に繋がりましたか?
2年生Nさん
就寝前に読んでいた単語帳のおかげで英単語に不安はなかったので、その点は東大合格に繋がっていたと思います。よく電車通学の人は電車に乗っている時間を単語帳を読む時間にしているという話を聞きますが、私のように電車通学でない人は寝る前に単語帳を読む時間を確保するといいのではないかと思います。
東大生を育てた家庭内ルール③〜ゲーム時間制限〜
今回インタビューに応じてくれたのは、東京大学法学部3年生のOさんです。
Q. Oさんの家庭内ルールを教えてください。
3年生Oさん
「ゲームは1日1時間」です。私は幼い頃から外で遊ぶより、ゲームをしている子供でした。ゲームの腕には自信があるのですが、その分ゲームをやりすぎてしまうという悪い癖がありました。それを見かねた両親が、ゲームの制限をしてくれました。
Q. ゲームの時間制限についてのエピソードはありますか?
3年生Oさん
ありますね(笑)。私が中学生のときは荒野行動という仲間とプレイするゲームが流行りました。ちょうど受験期に流行り始めたため、私の友人はみんなプレイしていました。さすがに私だけ参加しないわけにもいかなかったですね。友人たちは1日3,4時間プレイしていましたが、1日1時間だけ友人とプレイをしていました。結果的に私以外全員第一志望に落ちていたので、ゲームを制限して良かったと思いました(笑)。
まとめ
今回は東大生を育てた家庭内ルールを紹介しました。
東大生の家庭では家庭内ルールが設けられていることが多く、どの家庭もルールを設け勉強や有意義に過ごすための時間を生み出していました。あまり厳しすぎるのは良くないですが、笑って話せるレベルの適度なルールを設定することは有効かもしれませんね。
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