「高校受験」中学生が内伸点をあげる方法/裏技を現役東大生が徹底解説!

高校受験

 高校受験を控える中学生にとって、高い内申点を確保しておくことは最重要と言えます。なぜなら、中学受験や大学受験と異なり、高校受験においては、内申点を重視する学校が多いからです。特に、その傾向は公立高校に強い傾向があります。

しかし、ペーパーテストと違い、内申点を決める基準は様々で、ただ単に定期テストで良い成績をとっていても、思うような内申点を取ることができない場合があります。

この記事では、現役の東大生へのインタビューに基づき、中学生が内伸点をあげる方法を徹底解説していきます!後半部では、内申点を上げる「裏技」についても取り上げていますので、ぜひご覧ください!

内申点を上げる方法①-定期テストで高得点をとる

 言わずもがな、内申点を決める一番大きな要因は、定期テストでの成績になってきます。多くの中学っでは、1年で定期テストは4〜6回ほど行われますが、どのテストも疎かにすることなく、十分なテスト対策を行うことが重要になってきます。

具体的には、テストが始まる2週間前から準備を開始し、1週間前には本格的な対策を始めるのが理想的です。定期テストでは、指定された範囲から出題され、さらには、試験問題も指定のテキストや授業内での問題に類似していることが多いです。そのため、努力量が、テスト結果に大きく反映されます。頑張り次第では、自分が想像しないような高得点をとることができますので、しっかりと準備しましょう。

内申点を上げる方法②-宿題/課題などの提出物は期限通りに!

 中学生になると、小学生の頃以上に多くの宿題や課題が出されます。そうした提出物を期限通りに提出することは非常に大切です。いくら定期テストで好成績を出すていたとしても、提出物をいい加減にし、期限を守っていないと、良い内申点を取ることができません。

各クラスに1人は、「成績はいいけど、宿題を出さないから、内申点が低い」なんていう生徒がいます。非常に勿体無いことなので気をつけましょう!

内申点を上げる方法③-授業内で積極的に発言する

 内申点を決める判断材料の中には、学力だけではなく、「関心・意欲」という項目があります。こちらは、上に述べたような、宿題の提出状況に加えて、「授業内での態度」が大切になってきます。

具体的には、授業中の先生からの問いに対して、「積極的に発言をしているか」や、実験などのグループワークの際に、「積極的に参加しているか」などが見られています。

授業内で積極的に発言をし、先生から「この子はやる気があって、真面目だな」と思われれば、定期テストで失敗した場合でも挽回することが可能です。ぜひ、シャイにならず、積極的に授業参加していきましょう!

 もちろん、上に述べた方法が内申点を上げる正攻法であり、最も確実ですが、今回、東大生へのインタビューを通して、その他の「裏技」のような方法で、内申点を上げることができていた学生がいました。

以下では、そうした「裏技」について書いていきたいと思います。

内申点を上げる裏技①-凝った宿題を提出する

 提出物を期限通りに出すことは、当たり前に大切ですが、さらに余裕がある人は、宿題を凝ったものにしましょう

どういうことかというと、「丁寧に字を書く」「間違えた問題の復習を、丁寧にする」「疑問に思ったことを書き記し、先生に質問する」「宿題にプラスして勉強し、先生に提出する」などです。熱心に勉強する生徒に対し、先生も好印象を抱きます。そして、「関心・意欲」に関して、高評価してくれます。

実際に、「毎回、凝った宿題を提出してた」と答えてくれた、東大経済学部3年のOさんは、最高評価の内申点45を中学3年間取り続けていたと語っています。もちろん、毎回、凝った宿題を提出するのは難しいかもしれませんが、余裕がある時にしてみるだけでも、先生からの評価は良くなるのは間違いありません!

内申点を上げる裏技②-積極的に質問をする

 内申点を上げるうえで、大事になってくるのが、教科担当の先生に「この子は、勉強熱心だな」と思わせることです

普段の生活を見ている担任の先生に、勉強への意欲をアピールするのは簡単ですが、教科担任の先生に自分の勉強への意欲をアピールする機会はそうありません。

そこで、テスト前や授業後などに、分からない問題やテスト勉強の仕方について、先生に質問してみるのは、非常に効果的です。

実際に、内申点を上げるために、中学時代に積極的に質問をしていたと語る、東大農学部4年のKさんにインタビューしてみました!

Q. 先生に積極的に質問したことで、内申点は上がりましたか?

東大農学部<br>4年生
東大農学部
4年生

 内申点が高かった理由はそれだけではありませんでしたが、ある程度効果はあったと思います。

Q. 具体的には、どんな効果がありましたか?

東大農学部<br>4年生
東大農学部
4年生

 まず、先生に勉強意欲をアピールできます。そのことで、先生とも仲良くなれました。また、シンプルにわからない問題を質問できたので、学力が上がりました。

Q. 恥ずかしさや、緊張はありませんでしたか?

東大農学部<br>4年生
東大農学部
4年生

 確かに、先生に質問する生徒は学校で僕ぐらいしかいませんでしたから、最初は緊張しました。でも、慣れてきたらなんとなも思わなくなりましたし、僕のマネをして、質問をする友達も出てきてくれたりしました。

中学生が高い内申点を確保するためには、以下のポイントが重要です。

中学生が内申点を上げる方法3選

  1. 定期テストで高得点をとる
    • 定期テストは内申点を決定づける大きな要因。計画的な対策をし、努力を重ねることが必要。
  2. 期限通りに宿題/課題などを提出する
    • 提出物の期限を守り、内容に工夫を凝らすことで、教師に良い印象を与えることができる。
  3. 授業内で積極的に発言する
    • 積極的な態度は「関心・意欲」として評価される。授業参加や発言を通じて先生との良好な関係を築く。

中学生が内申点を上げる「裏技」

  1. 凝った宿題を提出する
    • 提出物に工夫を凝らすことで、先生に良い印象を与え、内申点向上に寄与する。例えば、字を丁寧に書くなど。
  2. 積極的に質問をする
    • 教科担任に質問することで、自分の勉強意欲をアピールでき、先生との仲も良好になる。質問を通じて学力向上も期待できる。

内申点の向上には、定期テストでの頑張りや提出物の工夫が基本ですが、裏技を駆使することで、さらなる評価を得ることができます。質問を通じて先生との関係性を築くことも大切で、中学生活を通じて習得すると良いスキルです。ぜひお試しください!

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この記事を書いた人

ながの

東京大学法学部2年のながのです。
学部の友人やサークルの友人たちの生の声をお届けしています。

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